「ひと」小野寺史宣
あらすじ
柏木聖輔20才、3年前に交通事故で父親を亡くし、東京の大学に通っていたが、
突然死で母親も亡くした。
兄弟もなく、遠い親戚はいるが、かなり怪しい親戚。
大学を中退し、気力を無くし。。。
お腹が空いて、お惣菜屋さんにふらりと。。。
最後の1個のコロッケを買おうとしたが、後から来たおばあさんにコロッケを譲る。
そんな ちょっとしたきっかけで、
そのお惣菜屋さんでアルバイトを始めることになった。
20才の青年が、どん底から前を向いて生きる気力を取り戻すお話。
大きな事件や、大きな波はないが
気持ちの真っ直ぐな 柏木聖輔くんを いつまでも応援したくなりました。
人との関わりって大事だなぁ~って
応援しながら、応援されてる気持ちになります。
読み終わって、気分がよくなる本でした。